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Mastodonに移住してから、かつてTwitterと呼ばれていた存在との付き合い方が個人的にだいぶ変化してきた。ツイートはほとんどしなくなって、「読む専」「すけべイラストいいね専」に移行した。

と同時に、SNSやネットとのつきあい方についても、だいぶ意識が変わってきた。

これまでは、Twitterを見て、感情が動かされ、その動いた感情を文字にしてツイートし、何らかの反応をもらえればさらにその感情が増幅され……というサイクルの中に居た。それが、ツイートをしなくなったために反応をもらうこともなくなり、感情を刺激されることがなくなった。

Mastodonではいくつかのサーバーに登録して、用途や趣味嗜好に応じて各サーバーに投稿をボチボチしているが、どのサーバーもTwitterと比べると規模がかなり小さいので、たとえ他ユーザーから何かしらの反応をいただいたとしても、それは限定的で、頭のヘンなヒトが湧いてくる率もかなり小さい。

心がだんだんと穏やかになってくるのを日に日に感じている。

「Twitterから離れるとニュースを迅速に知ることができなくなる」ということを心配していたひとがいたが、実際のところどうだろうか。

「いますぐ迅速に知らなければならない情報」って、実は皆無に近いと思う。だいたいのことは、速報で得る必要がなく、NHKや新聞でじゅうぶん足りる。

災害ニュースの場合はどうか。これについては結局、NHKが一番正確で有用と言わざるを得ない。Twitterに流れてくる情報のいい加減さは、緊急を要するニュースに関して害悪でしかない。

Twitterは速報性に優れている、というのは、実は錯覚なんだろうと思う。本当に緊急を要する速報なんてものは、実際のところ相当少ない。だいたいのことは1日くらい後で知ってもなんら問題はなく、むしろ時間を空けることで情報が整理されて摂取しやすくなっていることの方が多かったりする。

こういうことに気づいたとき、ぼくのなかでのTwitterは急速に熱を失い冷めていった。

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