朴正煕は満州国軍の士官で、これは日本帝国の軍事組織ではあるが、日本軍そのものとも、その一部門である関東軍とも違う組織である。
というか、朴正煕のすごいところは、朝鮮人でありながら日本帝国の軍事組織に志願→米軍統治下の朝鮮半島の軍事組織に志願→共産主義勢力による武装反乱に参加→朝鮮戦争中に韓国軍に加入→韓国軍幹部としてクーデターを決行→韓国大統領に選出、という、何回転かわからないような陣営チェンジを華麗に行い、しかもどこでもしっかり出世してくるというところ。
裏切りをためらわない、妙に人に好かれる、実務能力がある、という何とも言いようのない人物だったんだろうと思う。
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