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https://fedibird.com/@zpitschi/110814633440767433

これは逆の言い方もできて、市民が「営利組織による私有地であることを理性では了解しているにも拘らず、そのリスクを見て見ぬふりして無責任に公共財扱いしている」という面もあるのではないですかね。
むしろ私からすると「公共財というラベルを付けておけばコストも労力も全く負担なく言いたい放題できる」という悪徳が蔓延しているように見えている。

本当に公共財とせざるを得ないようなもの、たとえば電波割り当てとか通信回線とか、そういうものってやっぱり法的にちゃんとそういう扱いを受けてるんですよ。 Twitter とかを同列に扱うのはちょっと違う。

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べつにカネを出せとかカネさえ出せば発言権を得られるとかそういう話をしたいのではなくて、「公共性や中立性を維持することそのものについてコストを負担する覚悟と制度がないとしょうがない」という話

べつに税金と行政でどうにかするだけが道ではなくて、それこそ自由ソフトウェアみたいなのもひとつの手なわけですよね (当然相応のコストはかかるけど……)

単にサービスが使い物になるというだけではなく、「何か都合の悪いことが起きようとしているときユーザがそれを回避できる」という良い性質を維持することそのものに対してコストがかかっている。たとえば雇用契約に縛られない人々による不規則なコントリビュートであるとか、自前でサーバインフラを準備して運用するコストのような形で。

あるいはもっと迂遠な例を出すと、「web を一部の私企業に支配させないために、標準規格に対して真摯であるベンダーのブラウザを利用する」とかですね。つまりたとえば Chrome や Safari を使うのをやめるとかなんですが。

たかが一人が行動に移したところで実効性は……みたいな話はもちろんあるんだけど (選挙ですらそう)、自分が微小ながら社会の一部であって社会に影響を及ぼすアクターであるという自覚をもって行動できていますか? というのはいろいろな場面で確認すべきだと思う