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このことを考えていると safe Rust を書いているときと似たような脳の部分を使っている感覚があって、「境界のあるコミュニティは誰が “所有” しているのか」というのは結構重大な未解決問題な気がする。
本来ちゃんと考えてそれなりのモデルを作らないといけないと思うんだけど、現状の “テーマ鯖” ソリューションは「コミュニティがアカウント (≒アイデンティティ) を所有する」という明らかに直観に反するモデルを使っている。
アイデンティティとアカウントが綺麗に分離できていればそれでもいいのだが、少なくとも DIDs 以前の ActivityPub は基本的にそのようになっていない

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「アイデンティティをコミュニティに所有される」という構造こそ、初心者を悩ませる諸々の使いづらさの根源だと思う。
「テーマに反したことを (心理的に/雰囲気的に) 発言しづらい」とか「複数のコミュニティに属するなら複数のアカウントを持たねば」とか「最初にどこのサーバにアカウントを作ればいいかわからない」とか、そういうの全部この逆転したモデルのせいでは?

コミュニティが所有しているとすればそれはメンバーのアイデンティティではなくメンバーシップ (所属しているという資格や証) なんだけど、そういう中間テーブルみたいな概念を分散主権のもとで扱いづらかろうというのは確かにその通りで……はてさて。