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市川沙央の芥川賞受賞、その後の会見やバリバラでの発言などによって、「紙の本しか出さない」の意味がガラリと変わってしまった。

「紙の本しか出さない」のはこだわりや選択なのではなく、「知ってても対応しない障害者排除」、差別になった。

なんらかの事情をつけて電子の出版が「できない」と言うことは、バスの設備を変えずに「乗りたいのなら一定条件を障害者が満たせ」と言うのと同じだ。

バスが公共交通機関なら、書籍だって公共言論のメディアだ。



※もちろん市川の前から、同じことを言い続けていた人はたくさんいたのだろうけれど。



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「そこまでは言ってない」のように言うことはできるかもしれないけれど、それこそ「呑気な健常者」の戯言では。テクノロジーがあり、本来であればいの一番に対応すべきことを「こちらの体制がそろってないのだから仕方ない」と居直る時点で差別の肯定でしかない。バスや電車と同じで社会の基本、基礎となるインフラとも言えるでしょう、書籍は。